改訂版 図解まるわかり お金の基本

改訂版 図解まるわかり お金の基本
丸田 潔 (監修)




おすすめ度★★★★☆

この本を読んでまず思ったのは、「これだけ盛りだくさんの
内容で1,080円は安い!」です。

挿入されている図などはよく考えられていて一般の方の
理解を助けると思います。

しかし、情報が盛りだくさん過ぎて、消化不良になってしまう
面があります。少しでも多くの情報をというサービス精神は
わかりますが、1ページにデータを盛り込み過ぎではと
思える部分があります。

一般の方がこれだけの情報を全部読んで万遍なく理解する
ことはほぼ不可能に近いと思います。

興味のある部分をじっくり読むにはいい本でしょう。

情報量はかなり多いですが、全体的によくまとまっていて、
分かりやすい内容です。よって、おすすめ度は星4つとさせて
いただきました。

No.591

テーマ : お金の勉強
ジャンル : 株式・投資・マネー

NISAとつみたてNISAの違いとは?

投資を始めようと思うと必ず耳にする制度が「NISA(ニーサ)」や
「つみたてNISA」でしょう。

投資をする際には活用すべき制度ですが、「NISA」と「つみたて
NISA」の違いをご存知でしょうか?

どのような違いがあるのでしょうか?
どちらが初心者向きなのでしょうか?


「NISA」と「つみたてNISA」の違いや、投資初心者の方にはどちらが
向いているかなどについて解説します。

1.「NISA」と「つみたてNISA」どちらか1つを
選択する必要がある

「NISA」は2014年1月にスタートした、少額からの投資を行う方の
ための非課税制度です。

一方、「つみたてNISA」は2018年1月からスタートした長期・積立・
分散投資を支援するための非課税制度です。

両方の制度を利用したいと考える方もいると思いますが、実は、
両制度の併用はできません。

「NISA」か「つみたてNISA」のどちらか1つを選択し、口座を開設
する必要があります。

なお、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とNISAの併用は可能
です。


2.「NISA(ニーサ)」と「つみたてNISA」の違い

「NISA(ニーサ)」と「つみたてNISA」について、下記の観点で違い
を確認したいと思います。

・非課税投資期間
・積み立て可能額(非課税投資枠)
・ロールオーバーの可否
・投資対象


・非課税投資期間

NISA
NISAの非課税となる投資期間は、最長5年間です。
非課税投資期間内の株式・投資信託等の配当・譲渡益等が
非課税となります。

つみたてNISA
つみたてNISAの非課税となる投資期間は、最長20年間です。
非課税期間内は、投資信託への投資から得られる分配金や
譲渡益が非課税となります。


・積み立て可能額(非課税投資枠)

NISA
NISAの非課税投資枠は年間120万円です。
非課税となる期間が5年間なので、最大で600万円(120万円×
5年間)が非課税投資枠ということになります。

つみたてNISA
つみたてNISAの非課税投資枠は年間40万円です。
非課税となる期間が20年間なので、最大で800万円(40万円×
20年間)が非課税投資枠ということになります。

つみたてNISAの方が年間の非課税投資枠は小さいですが、
非課税期間が長いので、非課税枠の総額では「つみたて
NISA」の方が大きくなります。


・ロールオーバーの可否

ロールオーバとは、非課税期間の終了時に保有している
資産を翌年の新規の非課税投資枠に移し、非課税で運用を
継続することをいいます。

NISA
NISAはロールオーバーが可能です。

5年間の非課税期間の終了時に保有している資産を翌年の
新規の非課税投資枠に移し、更に5年間、非課税での運用が
可能です。

よって、ロールオーバーを利用すれば、2018年までは、最長で
10年間、非課税での運用が可能ということになります。

つみたてNISA
つみたてNISAはロールオーバーはできません。


・投資可能商品

NISA
国内株式や海外株式、投信信託、リートなどにも投資が可能
です。

つみたてNISA
投資対象は、長期・積立・分散投資に適した株式投資信託や
ETFに限られます。

投資対象の範囲では、NISAの方が広くなっています。
「つみたてNISA」は個別の銘柄に投資することはできません
ので、トヨタやイオンなどの個別銘柄に投資をしたい方は、
NISAを選択する必要があります。


まとめ

特定の個別銘柄に集中的に投資したいという場合には、
「NISA」を選んだ方がいいでしょう。

話題になっている株主優待狙いの場合もNISAを選択する
必要があります。

一方、銘柄や売買時期を自分で決めることは、難しいという
方には、つみたてNISAの方が向いています。

つみたてNISAであれば、長期・分散投資が可能です。特に
投資初心者の方にはつみたてNISAから始める方がいい
でしょう。
ドルコスト平均法とは?

No.590

テーマ : 資産運用
ジャンル : 株式・投資・マネー

生命保険で損をしたくないならこの1冊(第3版) 見直し方・選び方 (はじめの一歩)

生命保険で損をしたくないならこの1冊(第3版)
見直し方・選び方 (はじめの一歩)




おすすめ度★★★☆☆

間違いだらけの「保険の常識」をメッタ斬りと表紙にあり、
歯に衣着せぬ物言いで入ってはいけない保険商品を具体的に
紹介しています。面白いと思える部分も多々ありました。

ただし、文字ばかりで図が少なく全くの素人には理解が難しい
部分があるように感じました。少し保険を知っている中級者向け
の本といえるでしょう。

日本の漢字系生命保険会社を徹底的に揶揄していて、読んで
いる人間からすると痛快に感じる部分もあります。

しかし、プロの目から見ると多少偏った部分もあり、全くの保険
初心者の方にはすすめられる本ではありません。

偏った意見を持つ著者の本は読んでいて面白いですが、全く
知識がない状態で読むと、その偏った意見を全部鵜呑みにして
しまう可能性があります。

よって、保険の知識のない一般の方にはまずは中立的な本から
入ることをおすすめします。

初心者の方にはすすめづらい点を考慮しておすすめ度は星3つ
としました。

No.589

テーマ : 生命保険・損害保険
ジャンル : 株式・投資・マネー

毎月分配型の投資信託は、何が問題?

現在では、人気に陰りがある毎月分売型の投資信託ですが、
毎月分配金が受け取れることから、以前は、かなりの人気でした。

「毎月分配型投信」とは、毎月決まった日に決算を行い、運用に
よる収益などから毎月分配金を支払う投資信託です。

なぜ、毎月分売型の投資信託の人気が下がったのでしょうか?
毎月分売型の投資信託にはどのような問題があるのでしょうか?

毎月分配型の投資信託には問題があると聞いたことはあっても、
具体的にどのような問題があるのかをご存知ない方も多いと思い
ます。

毎月分配型投資信託の問題点を知り、投資信託選びのヒントと
して頂ければと思います。


1.複利効果が下がる

資産を運用するうえで、最も活用すべきなのが、複利効果
です。

「人類最大の発明は『複利』である」 相対性理論で有名な
ドイツの物理学者アインシュタインの言葉です。

元本から発生した利息も元本に組み入れ、その元利合計
に利息が発生するのが複利です。つまり、利息が利息を
生むのが複利です。

一方、単利とは、当初の元金(元本)にのみ利息が付きます。

100万円を年利10%で10年間預けた場合の単利と複利の
比較は下表の通りです。
単利複利差額
11,100,000円1,100,000円0
21,200,000円1,210,000円10,000円
31,300,000円1,331,000円31,000円
41,400,000円1,464,100円64,100円
51,500,000円1,610,510円110,510円
61,600,000円1,771,561円171,561円
71,700,000円1,948,717円248,717円
81,800,000円2,143,589円343,589円
91,900,000円2,357,948円457,948円
102,000,000円2,593,742円593,742円

毎月分配型の投資信託は、運用益を払い出してしまっている
ので、十分に複利の効果が活用できていないことになります。

毎月分配型投信のように運用益を払い出してしまうと、単利と
なってしまうので、年数が経てば経つほど、複利を活用した
場合との差が広がってしまいます。
単利と複利


2.元本を払い出している場合もある

投資信託の分配金は運用収益から払い出されていると
思われている方が大半だと思います。しかし、分配金には、
「普通分配」と「特別分配」があります。

普通分配金はファンドが預かったお金を運用して儲けが出た
時に儲けた分から配当をするものです。

一方、特別分配の場合、投資元本を取り崩して支払います。
つまり、毎月分配金を受け取っていても、実は、それは自分が
払い込んだ元本である可能性があるわけです。

毎月分配型投信の中には、元本を取り崩して分配金をねん出
しているものが多くあります。

元本を払い出しているということは、基準価額が下落します。
更に投信信託のファンドの額が減少していることになるので、
投資効率が下がることになります。

つまり、資金を出している投資家にとってデメリットが発生します。


3.手数料が高い

投信信託は、購入時や保有時に手数料がかかります。

毎月分配型投信は、その手数料が、無分配型や決算が1年に
一回だけの投資信託と比べて、高いというデメリットがあります。

毎月分配型投信の中には購入時手数料が3%で、信託報酬が
2%に近いものもあります。


まとめ

毎月分配型投信には、上記のようなデメリットがあると理解して
いる方はいいですが、それを理解せずに購入されている方が
多い点も問題です。

特に若い方にとって毎月分配型投信は、メリットよりもデメリット
の方が大きいといえます。若い方は、複利の効果を最大限活用
すべきです。

No.588

テーマ : 資産運用
ジャンル : 株式・投資・マネー

株式と投資信託の違いとは?

資産運用には、色々な方法がありますが、その代表的な
ものに株式や投信信託があります。

株式と投資信託には、どのような違いがあるのでしょうか?

株式投資と投資信託の違いを確認しならがら、株式投資に
向く方、投資信託に向く方について解説したいと思います。


1.分散投資のしやすさ

資産運用を行ううえで重要なことの1つに運用先を分散する
という話を聞いたことはないでしょうか?
1つのかごにいれるな

1つの投資先に資産を集中させ過ぎると、その資産が大きく
下落した際に大きな損失を被ることになります。資産を分散
することにより大きな損失を回避することが可能です。

この分散投資のしやすさは、投資信託の方が勝っています。

投資信託(ファンド)は、投資家からお金を集めて、運用の
専門家(ファンドマネージャー)が複数の銘柄に投資している
ので、投資信託を購入することにより自然と分散投資をして
いることになります。

ただし、分散投資はリスクを下げた分、大きな収益を上げる
チャンスを逃す場合もあります。

例えば、大きく個別の株が上昇するような場面では個別の
銘柄に投資する方法に比べて得られる収益が限定される
可能性があります。

スポンサーリンク

style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-2686846212858187"
data-ad-slot="7298673541"
data-ad-format="auto">



2.小口で投資が可能

個別の銘柄を買う際には、銘柄によっては、100万円以上の
資金(お金)が必要です。資金が少ない場合、投資先が特定
の銘柄に偏ってしまいます。

しかし、投資信託であれば、1万円前後の小口から購入可能
です。

上記の通り、投資信託に資金を入れることにより、分散投資
していることになるので、1万円の購入であっても分散投資が
可能となります。

株にも1つの銘柄を小口で毎月一定額買っていく「るいとう
(株式累積投資)」という仕組みがありますが、投資信託の
ように分散投資にはなりません。


3.運用をプロに任せられる

株式投資で難しいのは売買のタイミングです。
「いつ買って、いつ売るか」
このタイミングで利益を上げられるか、損失を被るかが決まり
ます。

一般の方はどうしても高値で買って、安値で売るということを
してしまいがちです。

投資信託の場合は、この売買のタイミングをプロに任せること
ができます。

しかし、自分で売買した方が利益を上げられる場合も当然あり
ます。


4.運用対象の違い

株式投資は、運用対象が株のみですが、投資信託の場合、
色々な商品があり、投資対象も多彩です。

例えば、債券、日本株式、世界株式、REITや、複数の投資
対象を組み合わせたバランス型などから購入する投資信託
を選べます。

例えば、日本株式であれば、情報も沢山あり、投資をし易い
環境にはありますが、世界株式となると、個人で情報を収集
して銘柄を選択するというのは、結構大変なことだと思います。

アメリカなどの先進国の情報などはまだ集まるでしょうが、
新興国の情報となると、情報収集するだけでも大変です。

そこから更に銘柄選択までするとなると、一般の方には非常に
困難だといえます。

世界株式型の投資信託を購入することで、プロに情報収集や
銘柄選択を任せつつ、世界の株を買うことができます。

投資信託を通して一般の方では投資しにくい投資対象に資金
を投入することができます。


まとめ

株で運用するか、投資信託で運用するかは、その方の投資
方針によって変わってきます。

大きく成長が期待できる企業の個別銘柄選び、値上がり益を
大きく狙いたい場合には、個別銘柄への株式投資の方が
向いています。

しかし、投資初心者の方には、どの銘柄を選び、更にどの
タイミングで売買するかを判断するのは難しいと思います。

まずは資産運用に慣れるという意味で投資信託で小口の
積立投資から始める方がいいでしょう。

「ideco(イデコ)」や「つみたてNISA」など、税制上の優遇
措置がある制度を上手に使い、投資信託を購入して
頂ければと思います。

No.587

テーマ : 資産運用
ジャンル : 株式・投資・マネー

スポンサードリンク
プロフィール

保険FP

Author:保険FP
生命保険、損害保険、社会保険、公的年金、資産運用など、人生100年時代を生きるためのヒントをFP(ファイナンシャル・プランナー)がご提供します!

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新トラックバック
スポンサードリンク
フリーエリア
普通預金金利が0.12%になるクレジットカード!?

自動車保険 最大20社 一括見積
FC2カウンター
人気記事ランキング
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード