リスク細分型ではない自動車保険の方が安い!?

当記事は、2016年7月時点での内容です。2017年4月現在、
SBI損保も年間走行距離により保険料が異なる走行距離
区分を自動車保険に導入しています。

リスク細分型の自動車保険はリスクを細分化すればするほど、
保険料が安くなると思われていないでしょうか?
実は、リスク細分化項目が少ない自動車保険の方が保険料が
安くなるという事例がありましたので、ご紹介します。

自動車保険の比較を検討している方は参考にして頂ければと
思います。


1.リスク細分型自動車保険とは?

  「リスク細分型」とは、免許の種類(色)や年間走行距離、
  性別、使用目的など、項目ごとに事故を起こす危険度を
  より細かく判断し、その危険度に応じて保険料を設定する
  自動車保険です。

  以前に比べ、保険料算出に影響する項目が増えたことに
  より、契約者(記名被保険者)の事故の危険度が低いと
  判断された場合は、保険料が大きく下がる可能性があり
  ます。逆に事故を起こす危険度が高いと判断されれば、
  保険料は高くなります。

  つまり、以前に比べて事故の危険度が高いドライバーと
  低いドライバーで保険料に差が出るようになってきてい
  ます。



2.走り放題の自動車保険!?

  ダイレクト(通販)型の自動車保険はリスク細分型で、
  保険料に影響する項目が沢山設定してあるような
  イメージがありますが、SBI損保の自動車保険は
  リスク項目の1つである年間走行距離で保険料が
  変わりません。

  SBI損保の自動車保険は走行距離によらない保険料と
  いうことで、サイト上では、“走り放題の保険料”と表現
  されています。

  走行距離によって保険料を細分化していないともともとの
  保険料が高く設定されているイメージがありますが、実際は
  どうでしょうか。

  週末に車を利用して旅行に行く方や、日常の通勤・通学に
  車を利用している方にお勧めとされています。



3.SBI損保の保険料例

  SBI損保のHP上にある保険料例をご紹介します。

  【試算条件】
  記名被保険者:30歳(男性)
  免許色:ゴールド
  車名:トヨタ アクア(型式NHP10)
  型式別料率クラス:車両:4・対人:5・対物:5・傷害:4
  使用目的:通勤・通学使用
  ノンフリート等級:14等級
  事故有係数適用年数:0年
  年齢条件:26歳以上補償
  運転者限定:本人限定
  新車割引:有
  対人賠償:無制限
  対物賠償:無制限
  人身傷害補償:3,000万円
  搭乗者傷害保険:なし
  無保険車傷害保険:2億円
  自損事故保険:1,500万円
  車両保険種類:車対車+限定A
  車両保険金額:135万円
  車両自己負担額:5-10万円
  インターネット割引:有
  証券不発行割引:有

  年間保険料:28,960円

  上記条件で普段は通勤に使用し、週末は遠方の実家に
  帰省しているため、年間の走行距離が1万kmを超える
  という条件で年間保険料は、上記の通りです。



4.走行距離区分ありの場合

  さて、上記条件で年間走行距離によって保険料を算出する
  他社のダイレクト(通販)型自動車保険で試算してみました。
  (試算条件はほぼ同条件ですが、全く同じ条件にはできない
   部分もあります)

  年間走行距離:5,000km以下
  年間保険料:43,300円

  年間走行距離:5,000km~1万km
  年間保険料:52,550円

  年間走行距離:1万km~1.5万km
  年間保険料:58,080円

  年間走行距離:1.5万km~
  年間保険料:65,290

  SBI損保と比べると、5,000km以下の時点で、同じダイクト
  (通販)型の自動車保険であるにも関わらず、年間約1.5
  万円の差が発生しています。

  走行距離が増えるに従ってその差は開いていきます。
  SBI損保がサイトで紹介してい試算例は、SBI損保が最も
  保険料が安く出せる条件を選んでいるとは思いますが、
  このような差が発生したことには驚きました。



5.大手損保会社の場合

  さて、走行距離の区分がない大手損保会社の自動車保険も
  試算してみました。

  大手損保会社の自動車保険は以下の点でダイレクト(通販)
  型自動車保険と試算条件が異なります。
  運転者限定に本人限定がないため、「本人・配偶者限定」に
  しています。また、インターネット割引や証券不発行割引は
  ありません。また、細かい部分で全く同条件にはできない
  補償もありますので、ご了承ください。

   【試算条件】
  自動車:トヨタ アクア(型式NHP10)
  型式別料率クラス:車両4・対人5・対物5・傷害4
  新車割引:有
  ノンフリート等級:14等級
  事故有係数適用期間:0年
  運転者限定:本人・配偶者限定
  免許色:ゴールド
  使用目的:通勤・通学使用
  対人:無制限
  対物:無制限
  人身傷害保険:3,000万円(搭乗中のみ補償)
  車両保険:135万円(車対車+限定A) 免責5-10万円
  年齢条件:26歳以上
  記名被保険者年齢:30歳

  年間保険料:58,330円
  
  SBI損保の保険料と比較すると、倍以上の保険料になります。
  また、走行距離区分があるダイレクト(通販)型の自動車保険
  と比較すると、走行距離が短い場合には、大手損保会社の方
  が高いことが分かります。

  年間で1.5万km以上走るようであれば、ダイレクト(通販)型
  の自動車保険より大手損保会社の方が保険料が安くなる
  場合もあることが分かります。
  


まとめ

上記の事例の通り、リスク項目を細分化していない自動車
保険の方が安いことがあります。

リスクを細分化している方が保険料が安くなるイメージが
ありますが、イメージはあくまでもイメージなので、実際に
保険料を比較してみないと、どの保険会社の自動車保険
が安いかはわからないということが分かります。

特に条件が変わった場合、例えば、「日常・レジャー使用」
から「通勤・通学使用」になった、ゴールド免許がブルー免許
になった、年間走行距離が長くなった、逆に短くなったという
ような場合には、一括見積もりで複数社の保険料を比較して
みることが重要です。

試算条件が変われば、保険料が一番安い保険会社が異なる
可能性があります。


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