ビットコインは投資か投機か?

ビットコインが話題を集めていますが、その価格は乱高下
しています。

JPモルガンのトップであるジェイミー・ダイモンCEOがビット
コインを「詐欺だ」と断じた後に発言を撤回するなどして注目
を集めていいます。

2017年の1年間でビットコインの価格は20倍にもなり、資産
運用の手段としてビットコインに注目している方も増えている
と思います。

しかし、ビットコインについて何も知らない状態で手を出す
ことは非常に危険です。ビットコインにはどのようなリスクが
あるのかを知って頂ければと思います。


1.ビットコインとは?

ビットコインとは、仮想通貨の一種です。仮想通貨なので、
円やドルなどのように紙幣や硬貨は発行されていません。

しかし、ビットコインにもBTCという単位があります。
1BTC(1ビットコイン)と表すことができ、円やドルと交換する
ことや、買い物で使用することもできます。

家電量販店のビックカメラなどで実際に買い物にビットコインが
使用できます。

2009年1月に最初のコインが発行され、それ以来発行され続けて
いますが、発行上限は2100万ビットコインと制限されています
(発行されすぎてインフレにならないように発行が制限されている)。


2.仮想通貨とは?

仮想通貨は、インターネットを通じてやり取りされるもので、紙幣や
コインといった物理的な存在はありません。高度な暗号技術に
よって、複製や二重使用を防いでいます。暗号通貨とも呼ばれ
ています。

仮想通貨は、ビットコインの他にも世界で1000種類以上存在する
といわれています


3.ブロックチェーン(分散型台帳技術)

ビットコインは、中央に管理者(発行主体)は存在しません。
その代わりに、コンピューターのネットワーク上で通貨を管理
する仕組みとなっています。取引参加者で情報を共有し、
かいざんが出来ないようにしています。

ビットコインにおける新しい通貨の発行や、取引の詳細情報は、
台帳(ブロックチェーン)に書き込まれ、そのすべてがコンピュー
ターネットワーク上に分散されて、保持される仕組みです。

ブロックの中に取引データの束を入れて、1個ずつ確定させて、
時系列にチェーンのようにつないでいきます。

この台帳(ブロックチェーン)を多数の利用者が保持している
ため、通貨の偽造や二重払いなどを防止することができます。

なお、ビットコインの取引履歴には個人情報は含まれていま
せん。


4.ビットコインは投資か?投機か?

ビットコインは投資の対象となるのでしょうか?投機の対象
なのでしょうか?

まずは、投機と投資の言葉の定義を確認したいと思います。

1)投機とは?

投機とは、機会(チャンス)にお金を投じることです。

お金を儲けるための機会(チャンス)に注目し、その投機
対象の資産価値が増えるかどうかには注目しません。

投機は、誰かの利益がほぼ誰かの損失になる「ゼロ・サム」
のゲームです。短期的でギャンブル性が高く、リスクも高く
なります。

投機は、短期間で大きな利益を上げられる可能性があり
ますが、その一方で短期間に大きな損失を被る可能性も
あります。

2)投資とは?

投資とは、将来が有望な投資先に、中長期的に資金を投じ、
収益を得ることです。

株取引を例にすると、今後、成長が期待できそうな企業に
お金を投じるのが投資となります。企業が成長すれば、
配当という形で投資家に還元されます。

また、企業の成長により、企業価値が上がれば、株価も
上がり、株の売却益が上がります。

付加価値を生み出すような企業等にお金を提供し、生み
出された付加価値から得られる収益を還元してもらう行為
で、投資は企業の発展や社会の発展を通し、お金を増やす
行為です。
投資・投機・浪費の違いとは?

上記の定義から考えると、ビットコインは投資の対象ではなく、
投機の対象といえます。

ビットコインには資産価値の裏付けがなく、ビットコイン自体が
収益を上げるわけでもありません。

そういう意味では、ビットコインは投機の対象であり、特に
現在のような状況は、お金を儲けるためだけの機会(チャンス)
に着目したものです。

ビットコインは、持っていても配当も利子も賃貸収入もないので、
得られるキャッシュフローはありません。値上がり益(キャピタル
ゲイン)のみしか狙えず、インカムゲインというものは存在しま
せん。
キャピタルゲインとインカムゲインとは?


5.ビットコインは「ハイリスク・ハイリターン」

ビットコインの相場は乱高下しています。価格の振れ幅が大きく、
ハイリスクであることは間違いありません。

価格の振れ幅が大きいので、大きく稼げる可能性がある反面、
大きな損失を被る可能性もあります。
リスクとリターン

ビットコインで億を超える稼ぎを出した人を「億り人」などと呼んで
注目されていますが、億を超える稼ぎが発生したということは、
億を超える損失を被る可能性もあるという点にも目を向ける
必要があるでしょう。

特に機関投資家などのプロが参入してきている現状では素人が
手を出すと、大きな損失を被る可能性もあります。

ビットコインはバブル化しているとも言われていますので、バブル
の泡がはじければ一気に価格が下落するかもしれません。

ビットコインは、中央銀行なしで機能する、国家の枠を超えた
仮想通貨であり、そのメリットを利用することは、悪いことでは
ありません。

また、ブロックチェーンは非常に有用なアイデアであることは
間違いありません。

しかし、資産運用の手段としてビットコインを利用するこは
おすすめできません。現在の状況下で素人が手を出すのは
危険で、特に投資初心者の方は控える方が無難です。


まとめ

現状では、日本人がビットコインの半分以上を買っていると
言われています。日本人はリスクのない預金か、若しくは
リスクが高いものに投資したがる両極端な人種です。

ビットコインで億単位の儲けを出しているという話もありますが、
その裏では億単位で損を出している人も出る可能性があります。
良い話しか表には出ないですが、その裏ではもっと恐ろしい
ことが起きている可能性があることを認識すべきです。

これからビットコインに手を出す方は十分に注意する必要がある
でしょう。

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